羊の毛刈り

今日は、北保育園で毎年恒例の羊の毛刈りのお手伝いに行ってきました。羊の‟モコちゃん”とは、かれこれ１０年くらいのお付き合い。

近所の方のご厚意で、毎年子どもたちが毛刈りの体験をさせてもらっています。子どもたちとモコちゃんも、普段からお散歩先で触れ合ったりしているので仲良しです。

子どもたちは、モコちゃんを傷つけないように注意しながら、ハサミで少しずつ毛を切っていきます。「フワフワしてる！！」「少しベトベトする」「くさい臭いがする」など、様々な言葉が飛び出します。中の毛はフワフワだけど外側の毛は意外と硬かったり、毛の厚みが想像以上に深かったり、動物特融の臭いがしたり、油でベトベトだったり、、、

実際に触れてみると、色々な発見があります。子どもたちの驚きの声に表れています。こういった感覚は、教え事ではなく、「実感」として子どもたちのなかにいつまでも残ります。本当にいい経験だなぁと改めて思いました。

刈った毛は、子どもたちが綺麗に洗い、カート（毛をほぐす器具）にかけフワフワにして、毎年様々な作品にします。

ポシェット、マフラーなどなど、自分たちで‟つくりだす”喜びを、モコちゃんからもらっています。

諸事情から、今年が最後の毛刈りとなるそうです。

寂しいなぁ。。。

モコちゃん、今までありがとう。

またいつか、こんな素敵な経験ができる機会をつくれることを願います。