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子育ち論40

今年も、3園とも無事にお泊り保育(今年はコロナの関係でデイキャンプ)も終わり、子どもたちはまた一つ大きくなりました。

私は、幸せなことに3園ともにお手伝いすることができ、子どもたちのまっすぐな眼差しと、前向きな姿勢に勇気と感動をもらいました。

年長さんだけにかかわらず、小さい子どもたちにも、その子たちに合った‟仕掛け”が行われます。

年齢に合った‟仕掛け”の内容を保育士が考え、遊びを豊かにひろげていきます。

そこにワクワクが生まれ、ワクワクの中には育ちの素がたくさん詰まっているのです。。。

私たちは決して、怖い思いをさせて面白がったり、言う事を聞かせるための手段として、‟仕掛け”をしているのではありません。

その何よりもの証拠が、保育士の細部にまでの「こだわり」です。

時間と労力をかけて、その物語の世界観を壊さないように、ほとんど全てが手作りです。

上記のような理由で‟仕掛け”をするのなら、ここまでこだわりません。

保育士も一緒になって、その世界を本気で楽しむ。

楽しさ・嬉しさ・喜び・怖さなどなど、色々な経験や感情を抱きながら、

「一人じゃない!」「みんなで力と知恵を合わせる!」「心を一つに!」

ここをくぐりぬけ、乗り越えた時の達成感が、子どもたちと保育士を成長させます。

そこに向かいながら、お互いに認め合いながら、みんなで意見を交わしながら、進むべき方向を自分たちで選んでいく!!

子どもたちも、大人も。。。

 

最後に、お泊り保育に向けた活動の中から、北保育園の園長先生の素敵な言葉を紹介します。

自分の意見や疑問に思う事、調べてきたことをみんなに伝えたりすることはとても勇気のいる事です。

だからこそ、友だち同士で耳を傾け合い、間違いも正解もない。

色々な意見があってこその中で、みんなで考え進んでいく。

「自分も認めてもらい、友だちのことも認める。」

そんな大切に時間になりました。