三年前⑥

分娩室に入ると、妻は痛みに耐えながら助産師さんに「何分くらいで産まれますか？」と聞いていました。

「う～ん？４０分くらいかなぁ～」と助産師さん。

妻の話だと、とにかく痛みのゴールが知りたかったらしいです。４０分という言葉に「よし！頑張るぞ！！」と気合を入れ直したとか。。。

しばらくすると、先生が登場します。

ところが、赤ちゃんの心音が弱くなってきて、酸素マスクを装着。

メチャクチャ動揺しました。心配で心配で・・・。でも何もできず。。。。。。

先生「赤ちゃんが出てきやすくするために少し切っていいですかぁ？」

妻「嫌です！！」

（笑）

これには流石に先生も苦笑いしておりました。

妻が言うには、「これ以上の痛みを与えないでっ！」って感じだったらしいです。

まぁ結果、何とか説得して切りました。痛みも感じなかったらしいです。

そんなこんなで三年前の９月２７日４：３９　元気な男の子の誕生です！！

４９センチ　３０３０グラム

とても大きく泣いてくれました。

私も号泣でした。

妻は安堵。。。

 

しばらくして病室に戻り、私も妻も少し眠りました。

病室に、妻の弟の奥さん（助産師さん）が来てくれ、顔を見た時に、すごくホッとしたのを覚えています。

本当にドラマのようなあっという間の時間でした。

頑張った妻にありがとう。息子にありがとう。

三年前、まるで私の到着を見計らって必死の想いで産道を通り私たちの前に姿を現してくれた息子。

陣痛は、母親の体がおこしているのではなくて、赤ちゃんがおこしているそうです。

「お母さん、お父さん、今から会いに行くからね！！」って。。。

 

※明日、明後日は都合によりブログお休みします。。。