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子育ち論47

子どもたちの運動機能を高めることも、子どもたちが自らを守ることにつながる、重要な要素です。

小さいころから、充分に体を動かして遊び、散歩を楽しみ、自然に触れる経験をたくさんさせてあげましょう。

散歩をしながら、身の回りにある危険な場所や物を知ることもできますし、そういったことの確認にもなります。

子どもたちは、もともと体を動かしたいという欲求を持っています。

のびのびとした遊びや生活の中で、そういった欲求やエネルギーを発散させることが、結果的に「自分の身を守る」ことにつながっていくのです。

日本では、毎年約300人の小さな命が失われています。

その原因の多くは不慮の事故です。

私たち大人は、それがおきないように正しい知識と意識を持ち、子どもたちが「自分の身を守れる」ようになるための環境を整えてあげることが、尊い命を救うことにつながるのです。。。