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民営化について1

金曜日の夜。19:00から大泉町の文化むら大ホールにて、町立保育園民営化に対する保護者説明会がありました。行政側からの説明の中身は、多様化している保育ニーズに柔軟に対応していくために、民間のノウハウと力を利用したい。限られた財源の中で考えると、運営費・施設の老朽化に伴う大規模修繕費用など、この先今のまま公立園としての機能を維持していくのが難しいので、2年間をかけて民営化をすすめていく。というのが主なところ。その説明の中に、子どもたちへの影響、民営化に伴うデメリットは一つも出てきませんでした。一通り説明が終わると、質疑の時間。ある方が、「子どもたちへの影響を考えると、いまの計画のまま進むとうまくいかないのでは?そもそも公立として存続していくための手段や方法は議論したのか?」との問いかけがありました。それに対して明確な答えをえられないまま、質疑を打ち切ろうとしたことで、参加者の不満が爆発し紛糾しました。その反応を受けて質疑は継続。私も、何故2年というスパンが短いと思うのかを、子どもたちへの影響のこと、保育の質のことを踏まえて丁寧に伝えさせてもらいました。その直後に会場じゅうに拍手がおこりました。それが、保護者の気持ちを物語っていたと思います。そこから色々な方が、それぞれの想いを質疑しました。「保護者が感じている不安が解決されなければ納得できない。」「子どもの一番の理解者である、親と保育士の意見を聞かずに進むのは、筋が通らないのではないか?」「そもそも、進め方の順番が違うのではないか?」などなど。私たちは、子どもの育ち・より良い子育て支援の在り方を考え、行政に対して意見を述べています。このまま強引に進んでいくことだけはせず、充分な協議がなされていくことを願います。子どもたちのために。。。