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願い

足利短期大学にて、保育者を目指す学生さんたちに「子育て支援」を伝え初めて一カ月が経ちました。保育現場の実践を通して、「子どもに寄り添う」や「主体性」にフォーカスして、学生さんたちとケースワークをしています。その中で感じるのが、理想と現実のジレンマです。学生さんたちはみんな、「泥んこ遊びを一緒に楽しみたい!!」とか、「遊びの中で色々学んでほしい!!」「子どもたちに丁寧に寄り添いたい!!」「子どもたちが考えて行動できる環境を整えたい!!」と思っています。もちろん私も、他の先生もその大切さを伝えています。しかし現実はどうでしょう。そうした高い志をもって保育者になり社会に出ると、それとは真逆の「大人都合の保育」をしている現場が多いのです。実習に行ってそれを感じてしまう学生さんもいます。「先生のいっていたことは理想論ですよね。」そう言って、保育者の道を諦めてしまう子も・・・。でも、私は伝え続けたい。素晴らしい保育を実践している保育現場もたくさんある!!そんな子育ち環境が増えるように、私たちも努力する!!だからみんなも、初心を忘れず、周りに染まらず、自分らしく、素晴らしい保育者になって欲しい!!