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子育ち論72

昨日、「自己決定」というキーワードが出てきました。これは、子育ちのうえでとても重要なことなので、少しお話します。例えば、生活の中に存在する「ルール」は、誰が決めたものでしょうか?それは、大人の価値観の押し付けになっていませんか?例えば、生活の中に存在する「ちゃんと」は、誰の価値観ですか?何十年と生きてきて、自分の価値観として存在する「ルール」を子どもたちに押し付けていませんか?「ちゃんと」をお互いに理解していますか?片付け・ゲーム・スマホ・タブレット・宿題・・・子どもたちと一緒に、ルールを考えてみてください。子どもたちに投げかけ、子どもたちに考えさせ、子どもたちの中から「答え」を引き出し、ルールを決めていく。すると子どもは、自分で決めたことなので納得し、責任感を持つことでスムーズに行動しやすくなります。「ちゃんと」ではなく、具体的に伝えてください。「ちゃんと」と言われても子どもは解りません。指示・命令ではなく、子どもたちに具体的に伝え、子ども自身が考えて行動できるように投げかけてみて下さい。そうした「自己決定」の積み重ねが、子どもの主体性と自己肯定感を高めていきます。昨日書いたプールでの事例で言えば、息子の「もっと遊びたい」という気持ちを一度承認し、そのうえで「けじめ」となるところを伝えました。「夕飯の買い物して、ご飯の準備しなくちゃいけないんだけど」その後に質問を投げかけます。「どうしたらいいかな?」ここで息子は考え、「3回」という答えを出し、私たちもその答えを承認して歩み寄れました。お互いが納得しているので、イライラもせずにスムーズに行動に移せたという事です。。。上手くいく時とそうでない時があったり、時間のかかる事ですが、ぜひ意識してみてくださいね!!

※明日・明後日・明々後日は都合によりブログお休みします。。。