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子育ち論73

毎日暑い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか??私は個人的には、寒い冬より暑い夏の方が好きなのでいいんですが、やはり気をつけなければいけないのが、熱中症ですね。今回は、乳幼児救急救命支援員の立場で熱中症のお話を。。。以前別の子育ち論(子どもと薄着)のお話でも言いましたが、子どもたちは大人よりも体感温度が高いので、逆に言えば大人よりも熱さに弱い!という事になります。体温調節の機能もまだ未成熟で、大人よりも汗をかくのに時間がかかります。汗をかくのに時間がかかるという事は、体温をさげるのにも、大人より時間がかかり、体内に熱がこもりやすく、体温が上昇しやすいのです。また、子どもは体内に占める水分の割合が大人よりも多いので、外気温の影響を受けやすく、体温よりも外気温が高くなると、よけいに熱を発散でき辛くなります。大人の感覚と違い、子どもが「喉がかわいた」と言う時には、かなりの水分が奪われていると覚えておきましょう!!